「大統領の犯罪」どこまで指弾、ロシアゲート報告書公表へ

「大統領の犯罪」どこまで指弾、ロシアゲート報告書公表へ

(bluebeat76/Gettyimages)

1年9カ月に及ぶモラー特別検察官によるロシア関連疑惑(ロシアゲート)の捜査が終了し、近く報告書が司法長官に提出される見通しだ。焦点はトランプ氏が大統領選挙の際、ロシアとの共謀したのか、一連の捜査を妨害したのかなど「大統領の犯罪」を指弾しているのかどうかだ。次期大統領選が事実上スタートする中、米政界は固唾をのんで報告書の公表を待っている。

■5つの捜査

 モラー特別検察官の捜査は当初、2016年の大統領選挙の際、ロシアと共謀して対立候補である民主党のヒラリー・クリントン氏に不利な情報を流し、トランプ氏を勝利させたのか、というロシアゲートに照準が合わされていた。

 しかし、その後、

コミー連邦捜査局(FBI)長官に捜査の手心を加えるよう大統領が求めた司法妨害疑惑トランプ氏の不倫相手2人に選挙直前、口止め料を支払った選挙法違反容疑新大統領就任式実行委員会の海外資金流入問題事業不正行為や脱税などトランプ一族の犯罪 この4つの分野にも捜査対象が広がった。

 ロシアゲートについては、トランプ大統領が「でっち上げ。政治的魔女狩りだ」という非難に終始、事実を暴き立てるメディアを「国民の敵」として罵った。ニューヨーク・タイムズ紙のまとめによると、大統領は就任以来これまでに1100回以上ロシアゲート捜査を非難。

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