日本の睡眠不足による損失は15兆円

日本の睡眠不足による損失は15兆円

(Tetiana Lazunova/Gettyimages)

睡眠の重要性が指摘される中、「目覚め方改革プロジェクト」は3月15日の「世界睡眠デー」を前に、19日に都内で「“働き方改革”は体内リズムの改善から」と題したメディアセミナーを開催した。

 同プロジェクトのメンバーである内村直尚久留米大学医学部教授が「パフォーマンスを左右する目覚めと体内リズム」について講演、「睡眠問題を引き起こす理由として、日本が夜型社会になったことによる『体内リズムの乱れ』が原因である。日本人は5人に1人が睡眠の問題を抱えている」と指摘、睡眠不足による不眠が認知症、高血圧症、糖尿病などを引き起こす恐れがあることを明らかにした。

■今年の大型連休は要注意

 また、休日の朝寝坊と体内リズムの関係について「休日の朝寝坊で日曜夜の体内リズムが遅れる。今年の4月末から5月初めにかけての10日間の大型連休は体内リズムが乱れやすいので、例年よりも5月病が増える可能性があり要注意だ」と警告した。

 体内リズムの整え方については「リズムが乱れがちな週末も起きる時間を一定にすることから始めて、朝、すっきりと目覚めることが重要だ。光を浴びる時間が早くなると朝型リズムを整えやすくなるので、朝の光を上手に利用してほしい」と述べた。

■「睡眠不足は酩酊状態」

 また内村教授は「日本では睡眠についてきちんと教育されてこなかった。

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