イーロン・マスクのトンネルがラスベガスへ

イーロン・マスクのトンネルがラスベガスへ

(lucky-photographer/Gettyimages)

ボーリング社を立ち上げ、トンネル内を車が自動的に移動するシステムで都市交通の渋滞緩和を目指す、テスラ社CEOのイーロン・マスク氏。しかしロサンゼルスで計画していた「UCLA近辺から空港をつなぐ」トンネル計画は、トンネルが走る地域の住民の反対運動もあり頓挫した。同様にシカゴでもトンネル計画があったものの、住民の反対にあっている。

 住民の不安は自宅の下をトンネルが走ることで地盤に変化が起きるのではないか、振動、騒音などの問題が出るのでは、という漠然としたものだ。ロサンゼルスの場合、地震の多い土地柄もあり、地下鉄計画に対しても住民が反対してなかなか進まないのが現状で、さすがのマスク氏も匙を投げた形だ。

 ところがそんなトンネル計画を招致しよう、という都市が登場した。カジノとコンベンションの街、ラスベガスだ。ラスベガスはCESを始め大規模なコンベンションが開催されることで有名で、現在コンベンションセンターの拡張工事に着手している。

 しかし問題は現状でもイベントが大規模すぎて一つのコンベンションセンターでは収まらず、複数の場所で開催されている、という点だ。CESを例に挙げると最も南にあるのがマンダレイベイホテルのコンベンションセンターで、北にあるのがラスベガスコンベンションセンター。その間にベネチアンやサンズホテル、アリア、MGMなど様々な場所で基調演説や会見などが開かれている。

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