大学卒業生と若手サラリーマンに贈る「べからず集」

大学卒業生と若手サラリーマンに贈る「べからず集」

(gyro/Gettyimages)

今回は、久留米大学商学部教授の塚崎公義が、大学を卒業する学生に贈った「べからず集メッセージ」を御紹介します。若手のサラリーマンにも読んでいただければ幸いです。

■雛が飛び立てば辛いことも多い

 卒業おめでとう。と言った後の言葉が難しい。高校の卒業式や大学の入学式では、「これから自由な時間がたくさんあって、大学は楽しい所だ」という明るい話ができるのだが、大学の卒業式はそうではない。「これまで自由な時間がたくさんあって楽しかっただろうが、これからは違う」という話をしなければならないので、話す方も辛いのだ(笑)。

 しかし、物は考えようだ。君たちは、これまで「親や社会に育ててもらっている子供」だったのが、晴れて大人の一員となったわけだ。巣の中で親鳥からエサをもらっていたヒナが、自分でエサが獲れるようになったのだ。これからは、巣から飛び立って自分でエサを獲るのだ。これは素晴らしいことだ。

 もちろん、巣の中で待っているヒナと比べれば、苦労も危険も多いが、それが一人前になるということだ。しっかり大人としての仕事を頑張って欲しい。

■辞める前に次の仕事を確保せよ

 仕事は辛い。当然のことだ。職場が遊園地のように楽しかったら、給料をもらう代わりに入場料を払わなくてはいけないはずだから。

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