カープ「日替わり3番」のお手本は山本浩二監督

カープ「日替わり3番」のお手本は山本浩二監督

『広島力』

のっけから手前味噌な話で恐縮だが、今年のプロ野球開幕戦当日は、私のライター人生においても大変特別な一日となった。この日の朝、地元紙・中国新聞の朝刊(3月39日付)1面に、広島カープOB・達川光男さんの初の著書『広島力』(講談社1000円=税別)の全3段広告が掲載されたからである。

 それがどうした、と言われるかもしれないが、達川さんの言葉を文章にしたのはこの私であり、表紙にも広告にも「構成:赤坂英一」と明記されている。広島県竹原市出身の私の名前が子供のころから愛読してきた地元紙の1面に、それもマツダスタジアムでカープの開幕戦が行われる当日、これほど大きく掲載されたら、やはりうれしい。親戚や同級生に散々冷やかされ、私の親が喜んでいたことも付記しておく。

 これでカープが開幕カードの巨人3連戦に勝ち越していれば万々歳だったのだが、結果は1勝2敗と負け越し。威勢がよかったのは初の開幕投手・大瀬良大地が巨人に移籍した丸佳浩を4打席連続三振に仕留め、5−0で快勝した開幕戦1試合だけ。とくに3戦目は2−2の同点から守備に乱れが出て、守護神の中ア翔太に今季初黒星がつくという、痛い上に後味の悪い敗戦となった。

 もっとも、これ、十分に予想された事態ではあるのだ。達川さんは順位予想でカープを首位としたが、昨季のようにぶっちぎりで独走するとは考えておらず、「優勝決定直前までつばぜり合いが続くはず」と言う。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)