中国市場を本格的に狙う「日立」の王道戦略

日本のJEM規格では、空気清浄を部屋の空気をキレイにするモノとして捉えています。このため、部分的に空気の出入りがあるオープンスペースに対しては、適当とは言えない部分があります。しかし、AHAMの場合、オープンスペースも考慮して考えられています。このため部屋の空気を何分で浄化するのかではなく、1分間にどれだけキレイに出来るのかで判断するわけです。

 GB規格はCADRに加え、日本でも新建材で有名になった「ホルムアルデヒド」の除去も規格化されています。中国のマンションなどの内装はほとんど新建材で、ホルムアルデヒドがバシバシ出てくるためです。日本では建築法により、ホルムアルデヒドがでない、もしくは換気を行い中毒などが起きないように規制されています。そうではない中国では、空気清浄機にホルムアルデヒドの処理も託します。

 その他いろいろなことが細かく決められています。そして中国のテスト機関で認証テストを受けクリアする必要があります。それまでは日本国内のJEM規格のデーターを、中国市場でも使っていました。このため空気清浄機を中国で販売するためには、認証テストを受け直さなければなりません。GBはJEMよりかなり厳しいですから、国内でスゴいデータを出している空気清浄機が、GB規格ではありきたりの性能でした、などということもあり得ます。

続きは WEDGE Infinity で

前へ 1 2 3

関連記事(外部サイト)