意地でもお花見したいニューヨーカーたち、桜祭りが大ブーム



■意地でもお花見したいニューヨーカーたち

 ところがこのボタニカルガーデンの桜祭りのチケットは1枚30ドルで、しかも発売後あっと言う間に売り切れてしまった。

 ニューヨークの地元の情報誌には必ず春になると、Sakura Matsuri, Cherry blossom Festivalの特集が大きく組まれる。トレンドに敏感なニューヨーカーたちは、何が何でも春に一度はオハナミをしないと気がすまない。ではボタニカルガーデンのチケットを買いそびれたニューヨーカーたちはどこでお花見するのか。

 実はニューヨーク市内には、意外なほどお花見のスポットは存在している。リバーサイドパークにも、セントラルパークにも結構な量の桜が植わっていて、その中には1921年にワシントンに植樹されたものと同じ苗が成長したものも残っているという。いずれも桜祭りではないが、勝手に行ってピクニックをするには十分見ごたえのある桜が見られる。

 桜祭りにこだわるのなら、クイーンズにある1964年万博会場跡に作られた公園でも、ブルックリンボタニカルガーデンよりも一週間早い小規模な桜祭りがある。

 そして気がつくと何と、著者の住んでいるルーズベルトアイランドにもいつの間にやら桜祭りが催されるようになっていたのだ。

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