中学受験、お父さんのNG行動とは?「エクセル父さん」に「自慢話父さん」も

中学受験、お父さんのNG行動とは?「エクセル父さん」に「自慢話父さん」も

(GeorgeRudy/iStock/Getty Images Plus)

■エクセルに5分刻みでスケジュール管理「量さえこなせば」と信じている

 その予定表を見た時、思わず目を疑ってしまいました。

「お父さん、これを全部やらせるつもりですか?」

「そうですよ。このくらいやらなければ、あと2年で開成には行けません!」

 マモルくんは、大手中学受験塾SAPIXに通う4年生。SAPIXは中学受験界では難関中学に強い塾として知られていますが、マモルくんは現在、最下位のクラスにいて、学力が伸び悩んでいます。しかし、お父さんはSAPIXに通っているのなら、最難関中学の開成を目指すのが当然と思っています。小学生の子どもは成長の発達段階にいるため、この先に伸びていく可能性は十分ありますが、偏差値40レベルの学力の子を、偏差値70レベルの開成に合格させるというのは、プロ家庭教師の私達でも、正直厳しいというのが本音です。しかし、お父さんは「死ぬ気で頑張ればできる」と思い込んでいるのです。

 そして、渡されたのが先の予定表です。予定表はエクセルに1週間単位で組まれており、1日のスケジュールも「計算ドリル15分」「休憩5分」「算数の復習55分」「休憩5分」といったように5分刻みにこと細かく書かれています。でも、それを小学生の子どもが予定通りきちんとできるわけがありません。

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