16歳の少女はノーベル平和賞に相応しいのか?

16歳の少女はノーベル平和賞に相応しいのか?

ストックホルムの議事堂前に「School strike for the climate」看板を手に立つグレタ・トゥーンベリさん(TT News Agency/AFLO)

今年のノーベル平和賞候補者の推薦は2月末に締め切られたが、78の団体と223名の個人が推薦されたと発表されている。ノーベル財団は候補者名を明らかにしていないが、最有力候補は、スウェーデンの16歳の女生徒グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunbergのスウェーデン語読み)と見られている。

 何でも賭けの対象にするロンドンのブックメーカの今年の平和賞受賞予想の掛け率を見ると、彼女が2倍から2.25倍でトップ。次はジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド首相の6倍、3位はトランプ大統領の9倍から10倍だ。トゥーンベリが受賞すると史上最年少になる。

 トゥーンベリは、昨年8月15歳の時にストックホルムの議事堂前で、気候変動問題への取り組みを求め座り込みを始めたことで一躍時の人となり、昨年12月ポーランドで開催された第24回気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)、その後も、世界経済フォーラム(ダボス会議)、EU議会、イタリア上院、英国議事堂と様々な場に招待されスピーチを行っている。 

 ローマ法皇にも拝謁しているが、気候変動問題に取り組むためとして飛行機に乗らず、いつも列車で移動しているので日本に来ることは難しそうだ。香港紙のインタビューでは香港に招待されればシベリア鉄道を利用し出かけると答えているので、船を乗り継いで日本に来るかもしれないが。

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