泥沼6連敗のヴィッセル神戸を悩ませるものとは?

サッカーJ1のヴィッセル神戸が泥沼にはまり込んでいる。12日の鹿島アントラーズ戦で2003年の延長Vゴール廃止後としてはクラブ史上ワースト記録に並ぶ、屈辱の6連敗。本拠地のノエビアスタジアム神戸にはサポーターがゴール裏に居残って試合後の約1時間、三浦淳寛スポーツディレクターらクラブ側に不満をぶちまける異常事態≠熹ュ生した。ただ、ここに至るまでの経緯を顧みれば、サポーターが怒りを爆発させるのも無理はない。

 元ドイツ代表・FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表・MFアンドレス・イニエスタに加え、今季からは元スペイン代表・FWダビド・ビジャも獲得し、峠を越えたとはいえ「総額41億円」ともささやかれる世界的スーパースター3選手を前線に揃えた。この余勢を駆ってクラブ側が今季のJ1初制覇とアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得を声高らかに掲げたのだから、サポーターも胸を高鳴らせるのは当然のことだった。

 ビジャだけでなく今季からは同じスペインから元FCバルセロナの若きMFセルジ・サンペールも獲得。いわゆる「バルサ化」の路線をまい進する流れに一層の拍車がかかった。

 しかも昨季のベストイレブンに選出された日本代表・DF西大伍を鹿島から、同じく日本代表・MF山口蛍もセレッソ大阪から完全移籍で今季の新たなメンバーとして加えた。

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