銀のさら社長怒らない経営≠フ原点・名門校から進学せず渡米

しばしブルース・リー談義が続いた。

 「人それぞれ、誰でもヒーローがいる。僕にはそれがブルースだった。僕はバックボーンとして、あまり家が豊かではなかったし、勉強もできなかった。それでも1日は1日しかないから、真剣になんとかしなきゃ?という気概だけは持ってたんですね。高校のクラスで5人くらい仲のいいヤツができ、空手にも興味を示すんで、一緒に道場に通うようになっていた。思えば、それが最初にリーダシップを執る経験だったんです。

 時代はちょっと後だけど、『ビー・バップ・ハイスクール』そのものですよ。当時の岐阜もあんなツッパってるヤツらが幅を利かせていた。岐高にも僅かにおったんですよ、そういうの(笑)。僕らもみんな太いズボン履いて、中には金髪のパンチにしたりするのもおってね。そんなんが東大や京大に行った(笑)。クラスが40人とすると、35VS6という感じで、異様に結束力が固かった。それが起業にも役立った気がしますよ」

 リーはそもそもアメリカに生まれ、すぐ香港に帰国。父は有名な俳優だったため、何不自由なく育つが、単身渡米し、苦学してワシントン大学哲学科に進んだ。老荘思想や禅にも通じ、独自の武道「截拳道」を生み出す。

続きは WEDGE Infinity で

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