好調巨人を支える炭谷銀仁朗がFA逆風≠跳ね返せた理由



 しかも2017年の第4回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では炭谷、小林ともに侍ジャパン入りしているが、2歳若い小林のほうが正捕手の座をつかんでいる。「粗が残っていても生え抜きの小林を我慢して育成し続けるべきである」との声は根強く、炭谷を獲得すればその流れに逆行するとの指摘も方々からかなり多く耳にした。

 巨人入りした炭谷の年俸は推定1億5000万円で3年契約。実に小林の2倍以上の年俸で超破格の待遇で迎え入れられたことで、ネット上では「高過ぎる」との批判的な書き込みも数多く散見された。しかも炭谷のFA移籍によって前所属の西武から巨人は人的補償を要求され、功労者でチームの精神的支柱だった内海哲也投手を失うハメにもなった。チーム内には「正直、銀仁朗さんが来て内海さんがいなくなるのは心中複雑です」と困惑する選手がいたのも紛れもない事実だ。炭谷に「厄介者」というイメージがどんどん膨らむ流れになってしまい、当初は不幸にも招かれざる新戦力≠ニなりつつあったのだ。

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