呉服店が「ハーフの子を産みたい方に。」3年前の広告が炎上

呉服店が「ハーフの子を産みたい方に。」3年前の広告が炎上

(Satoshi-K /Getty Images)

広告界、時代を読めるはずなのに。

■着物を着ると「ナンパしてくる人の年収は上がる」?

「驚いた」

「理解不能」

「下品」

 そんなつぶやきがツイッター上にあふれた。6月19日夜から突如として炎上したのが、老舗呉服店が3年前に打ち出した広告。着物を着た女性が横断歩道を歩く姿に「ハーフの子を産みたい方に。」とキャッチコピーがかぶせられていた。

 着物を着ると外国人からの注目度が上がる、だから外国人と結婚したい人におすすめ。そのような意図を込めたコピーだと推察される。広告は複数パターンあり、その他のコピーは「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる。」「着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる。」など。

 人からどう見られるかが着物を着る基準であるかのような内容や、品のある装いを唱いたいがために「年収」を持ち出す品のない表現が顰蹙を買っている。とはいえ最も驚きを持って捉えられているのは、やはり「ハーフの子」の表現だ。

 最初にこの広告を問題視したのは、メディアや広告における「ハーフ」などの表現を注視するアカウントだった。「ハーフ」や「外国人風」などの表現を安直に使う風潮に異を唱えるこのアカウントが、呉服店の広告に対して、「私達はペットでも人形でもありません。

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