プロ野球のCSにメス≠ェ入らず存続する理由

プロ野球のCSにメス≠ェ入らず存続する理由

(cmannphoto/gettyimages)

Gの独走に急ブレーキがかかった。巨人が21日、マツダスタジアムで広島東洋カープに敗れ、今季初の同一カード3連敗。シーズン2度目の4連敗を喫し、2位の横浜DeNAベイスターズとは7ゲーム差となった。球宴が終了した1週間前の後半戦開幕時点で両軍のゲーム差は10・5。そう考えればジワジワと追い上げられてはいるが、それほど慌てるような展開ではない。むしろ、巨人はまだ独走状態をキープしていると言えるだろう。

 仮に独走のまま巨人が5年ぶりのリーグ優勝を成し遂げても、もちろん2位以下のチームには最終的にAクラスに入ればCS(クライマックスシリーズ)の出場権が得られる。今年で導入されてから13年目となるCSの詳細な説明はいまさら必要はないだろう。ただ、これだけ世の中に浸透していても相変わらずCS不要論は絶えることがない。不要論とはいかないまでも条件変更を求める声は、それよりもさらにもっと多いようだ。中でも目立つのは、やはりアドバンテージに関する提言である。

 現行の制度でCSファイナルステージではリーグ優勝球団がCSファーストステージを勝ち上がった球団と本拠地において6試合4勝制で対戦する。ここでリーグ優勝球団に与えられるアドバンテージは2008年以降から無条件で1勝と定められた。だが今季は巨人が独走優勝の気配を漂わせていることもあって、ネット上では「わずか1勝では割に合わない」とするコメントも案外多く散見される。

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