中国ウイグル政策にみる共産党の危機感



 こういう弾圧、圧政をしている背景は何か。大変理解に苦しむが、仮説として彼らが自らの正統性に自信を持っておらず、共産党統治が一寸油断するとひっくり返されかねないとの恐怖にとりつかれているからではないかと考えられる。天安門事件についての報道を今なおブラックアウトし、報道規制をしているのは、それが再び起こりかねない「悪夢」になっているからではないのか。

 国連の第3委員会や人権理事会で、ウイグル問題について考え方を同じくする国と共同で、中国の説明を求めるなどやるべきことは多い。それがウイグル人のためにも中国のためにもなる。イスラム諸国会議にも役割がありうる。

  
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