球審ロボット化で「闇判定」が消滅する?

球審ロボット化で「闇判定」が消滅する?

(miriam-doerr/gettyimages)

アメリカ独立リーグのアトランティック・リーグ(ALPB)で、野球の常識を覆しそうな歴史的改革≠ェ行われた。

 10日(日本時間11日)に行われたALPBオールスター・ゲームにおいて、ストライク・ボールの判定に初めてレーダーとコンピュータが使用された。アウト・セーフ、ホームラン・インプレーなど、様々な場面でビデオ判定が行われるようになった中、「これだけは人間の目で判断するべき」と言われてきたストライクゾーンにまで、機械化、ロボット化の波が押し寄せてきたのである。

 このロボット球審≠ヘデンマークのTRACKMAN社が開発した弾道測定機器「トラックマン」を使ったもの。軍事用レーダーが弾丸を追尾(トラッキング)する機能を野球に応用したシステムだ。トラックマン自体はメジャーリーグ(MLB)30球団が本拠地球場に設置し、日本のプロ野球(NPB)でも広島以外の11球団が導入している。

 トラックマンは打球の速度・角度・飛距離、投球における投手のリリースポイント・球速・回転数と速度(スピン量)、変化の大きさに加え、ホームベース到達時のボールの正確な位置まで計測できる。つまり、これを使えば、どんなに際どいコースでもストライクかボールかが一目瞭然となるのだ。

 ALPBオールスター戦では、このトラックマンが捉えたボールの正確な位置を、球審が身につけたiPhoneで受信。

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