ソニーから独立した「VAIO」が復活できた本当の理由

参入難易度は高いのですが、業務用の場合、買い手側の感度も高いので、イイ商品を出すことができれば、相手から求めてくれます。当然、営業人員も少なくてすみます。

 一番の問題は、買い手が乗り換えてくれる魅力を持った商品を作ることができるのかと言うことです。首都圏の超混み混みの長距離電車通勤にも耐えうるパナソニックのレッツノートを上回る商品が必要なのです。

■タブレット時代のパソコンとは何か?

 2019年2月、VAIOに取材した際、次の様な質問を投げかけたことがあります。

 「今の時代、スマホ、タブレットで、ビジネスレポートを出すことは、余り難しいことではありません。そんな時代のパソコンとは何ですか?」

 瞬時に、よどみのない答えが返ってきました。

 「パソコンは、クリエイティブな作業の結果を、最も的確に、最も早く出すツールです」

 分かりやすくも、衝撃的な答えでした。

 私はその時、某社の新型スマートホンだけで仕事ができるのかチェックをしていたのですが、どうしてもパソコンに追いつかないのが、キーボードによる入力と、マウスでの位置合わせ。つまり、スマートホンは「考える」という脳のレスポンスに対し、記録するのが時間的に遅いのです。

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