日本一の公民館で行う「パリコレ」よりも熱い!「くばコレ」の正体

日本一の公民館で行う「パリコレ」よりも熱い!「くばコレ」の正体

熱気あふれる玖波公民館の体育館

広島県の西の端にある大竹市。そのなかに「玖波(くば)」というまちがある。かつては「西国街道(さいごくかいどう)」の宿場町として栄えたが、今や高齢化が進み、人口は4300人。そんなまちの公民館が、文部科学省から日本一に選ばれた。2015年のことだ。噂を聞きつけて本誌連載でも取材に行った(『広島の小さな町のマジック、公民館日本一になれた訳』)。

 玖波公民館を日本一にした立役者である河内ひとみさんと約束したのが、「くばコレ」を見にいくということだった。「パリコレってあるでしょ、あれよりも全然すごいんだから」と、河内さん。

 ということで、約束を果たすべく「くばコレ」取材に出かけることにした。ところが、開催前日の7月19日(金曜)、梅雨が長引く中で西日本を台風が直撃する予想が出た。これは中止だろうなと思って、広島県大竹市玖波公民館の河内さんに電話をした。

 「明日、台風が来るみたいなんですけど、大丈夫ですかね?」

 「どこから来るんですか? 岩国空港、じゃ大丈夫よ。米軍が使っとるから少々のことじゃ閉鎖にならないのよ。山の上にある広島空港とは、そこが違うんよ。じゃ、待ってます!」

 河内さんの勢いに押されてさすがに「行けない」とは、言えなかった。

 7月20日早朝、台風は広島方面から大きくそれたこともあって飛行機は無事に岩国空港に到着した。

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