ダルビッシュの高校野球批判は正しいのか?

ダルビッシュの高校野球批判は正しいのか?

(gyro/gettyimages)

連日熱戦たけなわの第101回高校野球選手権大会、今年は甲子園での本番を前に、関係者、ファン、マスコミの間で議論が沸騰した。岩手県大会の決勝で大船渡・國保陽平監督がエース佐々木朗希の疲労や将来を慮って先発登板を回避。結果、花巻東に大敗し、今大会ナンバーワンと言われた投手が甲子園に出場できなくなってしまったからである。

 佐々木の健康状態を第一に考えれば当然の措置だった。いや、負ければおしまいなのだから無理させてでも投げさせるべきだった。――等々、肯定派と否定派の真っ二つに分かれて意見が戦わされていた中、海の向こうでダルビッシュ有(シカゴ・カブス)が7月27日、ミルウォーキーでのブルワーズ戦終了後、國保監督を後押しする形でこう発言した。

 「何で投げさせないんや、とか言ってる人たちは子どものことを全く考えていないと思う。これほど全国から注目されている中で佐々木君の未来を守ったのは勇気ある行動」

 「熱中症対策や球数制限など、子どもたちや野球の未来を考えれば普通にやるべきことができていないってことが問題」(ミルウォーキー=共同 7月28日配信)

 ダルビッシュは高校時代、1年生の秋から東北のエースとなり、2年生の2003年春夏、3年生の04年春夏と4季連続甲子園に出場。

 それでも好成績を残せたのは、連投によって酷使されなかったからだと語っている。

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