中日の現場からもソッポを向かれる松坂大輔に明日はあるか



 再起をかけた中日での移籍1年目の昨季は巧みな投球術で6勝をマークし、観客動員にも大きく貢献。その結果、6500万円増となる年俸8000万円プラス出来高の1年契約となった。それだけに球団内で期待の声は大きかったが、今となっては望むべくもない。

 中には福岡ソフトバンクホークスで3年間の在籍中0勝に終わり「給料泥棒」と言われた暗黒期と重ね合わせる関係者もいるほど。「カリスマとして若手の模範となっていたのに、今季の体たらくで一気に信頼を失ってしまった」「ドラゴンズで昨季のような活躍を遂げるのは、もう無理だろう」などと見る向きが大多数を占めつつある。

 その最大の理由は現場サイドが松坂に見切りを付けかけている点だ。現場トップの与田剛監督も、周囲から優遇されながらのマイペース調整でも一向に調子の上がらない松坂には業を煮やしているようである。

 実際、チーム内からは「投手出身で独自の理論を持つ与田監督は結果が伴わないもののチーム内に新風を吹き込もうと、ここまで心血を注いでいる。くだんの『おまえ問題』など時に周りが見えなくなってしまうところもあるが、それは自分のカラーを出そうとシャカリキになっているからだ。そういう体制の中だからこそ、昨季までのように自分の預かり知らないところで周りから守られながらゆったりと調整している松坂を異分子≠ニしてとらえている」との見方も出ているぐらいだ。

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