ついにテスラが乗り出した保険ビジネス

ついにテスラが乗り出した保険ビジネス

(Andrei Stanescu/gettyimages)

テスラの車、と言えば「保険が高い」というのが購入者共通の悩みではないだろうか。保険リサーチ会社の調査結果によると、テスラオーナーが支払う保険は平均で年額2450ドルだという。この金額はラグジュアリーカーの中でも突出している。

 保険が高くなる理由は、まずアルミボディであること。スチールなどのボディと比べて修理費が格段に高くなる。さらに保険会社が契約する修理工場ではテスラを扱えないことが多く、いわゆるスケールメリットがないことも大きい。バッテリーやソフトウェアなどについてはテスラの保証内で修理できるものの、ボディに傷がついた場合はカバーされず、どうしても割高になってしまうのだ。

 この不満に対処するため、イーロン・マスク氏は今年4月「テスラ・インシュアランス・サービス」という別会社を立ち上げ、テスラオーナー向けの新たな保険の提供を開始する、と発表した。それがついに9月から、最初はカリフォルニア州内だけではあるが、開始されることになった。

 テスラのウェブサイトによると「テスラオーナーはテスラによる保険を購入することで従来の保険から最大で20 %、場合によっては30%安い保険料の支払いとなる」という。

 ただし対象となるのはモデルS、X、3、ロードスターのみで、現時点ではカリフォルニア州在住でカリフォルニア州で車両登録をしているオーナーのみが利用できる。

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