「革命」の生起とは?香港騒動の本質がこう変わる

「革命」の生起とは?香港騒動の本質がこう変わる

(Racide/gettyimages)

■香港のレストランは黄青の二色に分けられる

 香港社会の分断が進んでいる。

 発端は芸能界だった。香港デモについて有名俳優やアイドルが相次いで香港警察への支持を表明した。たとえば、ディズニー映画「ムーラン」の実写版で主演を務める女優劉亦菲(リウ・イーフェイ)が、香港デモを巡り警察への支持を表明した。これに対抗して一部のネットユーザーは「ムーラン」にボイコットするよう呼び掛けた。

 劉のほかにも、ジャッキー・チェンや黄暁明(ホアン・シャオミン)、李冰冰(リー・ビンビン)などの有名芸能人が相次いで、香港政府と警察当局への支持を表明した。芸能人がなぜ自ら政治的立場を表明するのか。一部の専門家は、中国当局は彼・彼女たちの知名度や影響力を利用して、世論を誘導する狙いがあると見ている。

 一方では、少数ながら、その反対側に立つ芸能人もいる。香港の人気歌手で民主派活動家の何韻詩(デニス・ホー)さんはその1人。彼女は国連人権理事会で演説を行ったりして精力的に活動し、2014年の雨傘運動を支持したこともあって、中国本土での活動が全て禁止されている。

 香港社会の分断は芸能界にとどまることなく、各方面に拡散している。

 香港の「黄青二色店舗分布マップ」(https://www.restart-hk.com/ShopList.html)は、香港各区域別のレストラン等の商業店舗を、民主派(黄色)と親中派(青色)に区分掲載し、リアルタイムで更新している。

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