首都圏を直撃する台風19号、今からできる危機管理とは?

首都圏を直撃する台風19号、今からできる危機管理とは?

(Araya Netsawang/gettyimages)

千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号に続き、大型で猛烈な強さに発達した今年最強の台風19号が10月12日からの3連休、日本列島を直撃する可能性が高まっている。昨年、大阪を直撃した台風21号では、東日本大震災に迫る損害保険の支払額を記録するほどの被害を出した。もしこの大型台風が首都圏を直撃したらどうなるのか、どう備えればいいのか?

 災害による被害を正確に予測することは難しい。仮に予測できたとしても、予測した被害をハード・ソフト対策などにより全て予防するということも、時間的、資金的な制約があり現実的ではない。従って、予測・予防を高めながらも、万が一想定していなかった事態が生じても命を守り、被害を最小限に抑えられる行動を取るというのが危機管理のセオリーになる。

■停電

 まず、予測しなくてはいけないことは停電である。今年9月に千葉県を襲った台風15号では、鉄塔の倒壊や倒木などによる電線の切断、電柱の倒壊、さらには火力発電所の被災などにより大規模な停電が発生した。2012年にニューヨーク市を直撃したハリケーンサンディでも大規模な停電が発生している。最も起き得るリスクとして想定すべきだろう。

 では、具体的に、どう備えればいいのか。

 まず、基本となるのが備蓄だ。これはあらゆる災害に共通している。

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