御即位記念特別展「正倉院の世界−皇室がまもり伝えた美−」――皇室が守り伝えたかけがえのない至宝が集結

御即位記念特別展「正倉院の世界−皇室がまもり伝えた美−」――皇室が守り伝えたかけがえのない至宝が集結

仏に供物を捧げる時、机の上に敷かれた作品。 紺夾纈?几褥〈こんきょうけちあしぎぬのきじょく〉 奈良時代・8 世紀 正倉院宝物
(後期展示11/6〜24)

天皇陛下の御即位を記念した特別展「正倉院の世界」が東京国立博物館で開催されている。正倉院宝物は、光明皇后が聖武天皇の御遺愛品をはじめとした品々を東大寺大仏に献納したことに由来し、約1260年にわたり守り継がれてきた貴重な文化財。美術工芸品や文書類など、遠く大陸から伝わった品々は、奈良時代の日本文化や技術の精華を物語るとともに、文化と人々の東西交流を示す証しともいえる。

 本展では書跡・金工・木漆工・染織といった正倉院宝物各分野の代表作とともに、東京国立博物館所管の法隆寺献納宝物も同時公開。正倉院宝物をとりまく造形文化の世界を多角的に紹介する。

 また、10月26日から11月14日までは奈良国立博物館にて「御即位記念 第71回正倉院展」も開催される。正倉院宝物の成り立ちを明らかにする宝物や、シルクロードの遺風を感じさせる資料が並び、こちらも見逃せない。

*情報は2019年9月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

  
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◆「ひととき」2019年11月号より

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