「泣き叫び犬のように死んだ」トランプ氏、IS指導者の自爆を発表

「泣き叫び犬のように死んだ」トランプ氏、IS指導者の自爆を発表

バリシャ村近くの破壊された家(AP/AFLO)

トランプ米大統領は10月27日朝緊急会見し、生死が謎に包まれていた過激派組織「イスラム国」(IS)の指導者アブバクル・バグダディが前日、シリア北西部で米特殊作戦部隊の急襲を受け、自爆して死亡したと発表した。ISはバグダディの死亡でその象徴を完全に失うことになった。トランプ氏にとってはシリアからの米軍撤退の追い風になった。

■追い詰められ3人の子供を道連れ

 大統領の発表によると、バグダディの隠れ家を特定する作戦は2週間前から始まった。当日は米軍部隊が8機のヘリコプターに分乗し、急襲の現場まで行った。大統領やペンス副大統領、エスパー国防長官らがこのもようをホワイトハウス地下の戦況分析室で見守った。国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンの殺害作戦が行われた時も、オバマ前大統領らが同じように作戦を監視していた。

 大統領は明らかにしなかったが、他の情報によると、バグダディの潜伏先はトルコ国境まで約5キロのシリア北西部イドリブ県のバリシャ村だった。ヘリはシリアに介入しているロシアの管轄空域を飛行するため、ロシアから攻撃を受けないよう、作戦に先立って「大切な任務」と伝え、了承を得た。急襲の米部隊は「デルタフォース」が中心だった。

 バグダディの潜伏先にヘリが到着した際、地上から銃撃を受けたが、米側に損害はなかった。

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