スペイン観光業界に大打撃、英老舗旅行会社が経営破綻



 ホテル・観光宿泊施設協会のフアン・モラス会長は、スペイン経済紙「シンコ・ディアス」に対し「(トーマス・クック提携の)国内500施設が即閉鎖になり、状況はさらに悪化する」と語った。

 さらに、同国経済紙「エコノミスタ」(電子版)によると、トーマス・クック経由で訪れる観光客の移動を商売にするバス、ツアーガイド、レンタカー会社の従業員1万人も失業の危機に晒されているという。

 トーマス・クックの雇用者数は、世界で2万2000人。スペインの場合、バレアレス諸島だけで1000人が失職を迫られている。

 オンラインでの旅行予約サイトや格安航空の普及により、今では個人が簡単にパッケージツアーを組めるようになった。世界初の旅行会社トーマス・クックの倒産は、ひとつの時代の終わりを象徴している。

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