セ・リーグも導入間近?DH制の意外な効用と問題点

ルールの違いとして(DH制に)どういうメリットがあるか。(DH制を導入してない)そういう部分というのは、(セは)何(の理由)をもって立ち止まっている、あるいは(9人野球を)守っているのか。やっぱりレギュラー(選手)は増えたほうがファン、少年たちだっていいと思うしね」

 原監督が最も大きな「差」を感じたのは、ソフトバンクのDHアルフレド・デスパイネの存在だろう。パでは楽天のゼラス・ウィーラーやジャバリ・ブラッシュ、オリックスのステフェン・ロメロなどDH要員として入団している外国人の長距離打者が多い。西武のエルネスト・メヒア、ソフトバンク、オリックス、楽天、ロッテを渡り歩いたウィリー・モー・ペーニャもそうだった。

 巨人はこれまでロッテから李承晩やルイス・クルーズ、ヤクルトからロベルト・ペタジーニやアレックス・ラミレス、中日からアレックス・ゲレーロと次々に外国人スラッガーを引き抜いてきた。ペタジーニ、ラミレス、ゲレーロは守備力に難があったが、セにDH制が導入されれば、彼らのために守備固めの選手をベンチ入りさせる必要もなくなる。

 こう書いたら、いかにも巨人の考えそうなことだと、他球団のファンは鼻白むだろう。そんな巨人主導でセにDH制が持ち込まれるなんて冗談ではない、と憤る向きもあるかもしれない。

 しかし、DH制の効用は、実はそんなコンビニエンスな外国人を使えることだけにあるのではない。

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