リバイバルドラマ「Wの悲劇」薬師丸ひろ子主演映画をしのぐか

リバイバルドラマ「Wの悲劇」薬師丸ひろ子主演映画をしのぐか

(Jumping Rocks/UIG/gettyimages)

BSプレミアム「Wの悲劇」(11月23日)は、地上波デジタル放送や通常のBlu-rayディスクの2K映像をはるかに上回る、解像度の4K放送をあらかじめ想定したドラマである。4K本放送は、来年1月8日(水)午後7時、再放送は1月15日(水)午前9時、2月5日(水)午後2時45分から、が予定されている。

 夏樹静子の原作は、幾度も映像化されている。なかでも、薬師丸ひろ子主演の映画(1984年、澤井信一郎監督)はいまや、クラッシックである。デジタル・リマスター版(2011年)が発売されている。いずれ4K化されることだろう。映画のフィルムには、デジタル化すると4Kに相当する情報量がある。

 テレビ放送は、モノクロからカラー、そしてハイビジョンと発展を遂げてきた。さらに高細度の4K・8K放送は、映像の表現を革新する可能性を秘めている。今回のドラマはまず、従来のハイビジョン方式によって放送されたわけだが、4K・8K時代の表現形式の片鱗をみせるものだった。

 ドラマの舞台は、和辻製薬会長の和辻与兵衛(大和田伸也)の湖畔に立つ洋館の別荘である。和辻摩子(土屋太鳳)は、与兵衛の姪である淑枝(中山美穂)の一人娘である。淑枝は、与兵衛の反対を押し切って、画家と結婚して和辻家を出たが、離婚して舞い戻り、生物学者の道彦(岡本健一)と再婚して戻ってきた。

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