「〜できないとダメじゃん!」と言っただけでは「指導」にならない

「〜できないとダメじゃん!」と言っただけでは「指導」にならない

(NanoStockk/gettyimages)

今回は、求人広告事業、人材紹介事業、採用ブランディング事業などを手掛ける、プレシャスパートナーズ(本社、新宿区、95人)の管理本部人事部長の中川 梓さんに取材を試みた。

 2011年に中途採用試験を経て入社し、営業職として経験を積み、13年に人事部へ異動し、15年に現職となった。部下は現在、4人(うち、人事2人、総務2人)。主に新卒や中途の採用試験を企画立案し、実施する一方、管理職や一般職の研修を行う。最近は、パワーハラスメント研修や人材教育に力を注ぐ。部下への指導、育成にも熱心に取り組む。特に「業務の遂行と本人の成長が表裏一体であることを意識し、指導する」ことを大切にしている。

■解決するまで共に走る姿勢を持つこと

 「使える、使えない」といった言葉を私が職場で使うことはないし、聞くこともありません。上司(社長)からは管理職会議で「部下がいるから、皆さんは上司であることを忘れないように」「部下を責めるのではなく、まずは自分を顧みるように」とよく言われます。かつての上司(現在、大阪支社長)から「お前のミスは、俺のミスだ」と言われた言葉も心に刺さりました。

 私は、「部下は上司の道具ではない。弊社に入社し、個々の部署に配属されて、私とたまたま仕事をしているのでしかない」と受け止めています。それを意識し、部下(現在、4人)と日々接してきました。

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