自治体と二人三脚で発展するアルビレックス新潟BB

自治体と二人三脚で発展するアルビレックス新潟BB

アオーレ長岡で行われるアルビBBによるバスケスクール

長岡市の複合施設「アオーレ長岡」は、人が集まる施設に、スポーツチームを誘致することでさらなる集客に成功している。

 長岡市が2012年に建設したアオーレは、社会実験の結果、生まれた。「長岡駅周辺には6つのデパートがありましたが、平成の30年間で全てなくなりました」と、市民協働課の川合和志課長。郊外に大規模商業施設が作られ、中心市街地が空洞化した。人の流れを中心部に戻すことができないか。試行錯誤の一つとして、廃業したデパートを一棟丸ごと使って、市役所業務、ハローワーク、子どもが遊ぶことができる広場などを一カ所に集めた。この試みが比較的うまくいった。

 アオーレの場所には、厚生施設として体育館があった。体育館としての機能を残しながら、人が集う複合施設を作ることになり、実際に市役所もこの場所に移転するなどした。長岡市がもう一工夫したのが、アオーレの運営にNPO法人を置いたことだ。NPO法人に自由な発想で利用の仕方を考えてもらったほうが稼働率が上がる。つまり、NPO法人がアクセル、長岡市側がブレーキになるというイメージだ。これらが奏功して、アオーレの稼働率は平日で85%以上、週末では90%以上で推移した。

 そんなときに舞い込んだのが、新潟アルビレックスBB(以下、アルビBB)の移転という話だった。アルビBBは、日本初のプロバスケットボールチームとして2000年に新潟市で発足した。

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