観客3千人から1万人へFC今治はどうアプローチするか

観客3千人から1万人へFC今治はどうアプローチするか

スタジアム入口にプッシュ式アンケートを行い、来場者データを収集し、戦略≠立てている(FC今治提供)

FC今治がJリーグ昇格を決めた今シーズン。何もかもが上手く行っているのかといえば、そうではない。シーズン観客動員数が一度も4000人に到達出来なかったのはスタッフの中でも大きな悔しさとして残っていることが感じ取れた。矢野将文社長も集客に関しては平均観客動員数3300人の目標に達していないので上手くいっている感じもないと、最終節のサポーターへ向けての挨拶で悔しさを語った。

 J3昇格を決めたFC今治。しかし、ゴールはここではない。J2には1万人入場可能なスタジアムが必要になる。現状では観客動員は4000人以下の観客に留まっているが、すでにその舞台を見据えて1万人の動員に向けた“戦略”を動かしている。

 J2規定のスタジアム建設が実現化した場合、それを今後どう埋めていくのか。厳しいようだが、4000人を集めることが出来なかったのにその倍以上を数年後に満員に出来るかという疑問は自然と出てくる。

 矢野氏は「出来るのではなく、やる。何か突拍子のないものをやっていくというよりは今やっている事業をしっかりやっていくこと」と答える。そのためには今治市の深堀、そして西条市や四国中央市、新居浜市といった東予地域への展開を鍵として挙げる。

 現状、スタジアムへ観戦に来ている人の7割が今治市民。それでも矢野氏は「リピーターも多いので、来たことがあるのは1〜2万人。

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