「クルマと人間が融合する」メルセデスのコンセプト

「クルマと人間が融合する」メルセデスのコンセプト

メルセデスのコンセプト

ダイムラー社がメルセデス・ベンツの未来のカタチのコンセプトとして、Vision AVTR(アバター)をCESラスベガスで発表した。ダイムラー会長でありメルセデス・ベンツ部門のトップであるオーラ・カレニウス氏による基調演説の中で、メルセデスの環境問題への回答として出された車である。

 まずカレニウス氏は車の今後の姿として、IoTによりスマートホームを外からコントロールするインターフェイスとしての役目、さらに車と人との感情的なつながり、あたかも車がドライバーの行動を理解し、絆が生まれるような関係が求められる、と語った。そしてバイオメトリックにより、車と人との一体感を高め、テクノロジーと自然が融合する姿が理想なのだという。

 これからの地球環境を考える上で、まず誰もが思いつくのが限られた資源の問題だろう。人類の今後という大きなテーマで捉えた時、自然を守り次世代に豊かな地球を残すことは企業としての使命でもある。しかしそれを実現するにはこれ以上車を作らない、エネルギーを消費しないことが答えなのか。

 これまでは車の販売台数が増えるにつれ、車を作るための資源も比例して増加していた。しかしこれからは販売台数が増えても資源の使用は低く留まるような車作りをする必要がある。そのためにメルセデスが掲げているのは3つのR、Reduce、Recycle、Reuseだ。

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