五輪で増える訪日外国人が戸惑わないおもてなし≠ニは

五輪で増える訪日外国人が戸惑わないおもてなし≠ニは

(Andrea Chu / gettyimages)

2020年も明け、いよいよ夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催される。アメリカに移住して40年以上になる筆者は、12月に2週間ほど一時帰国した。その滞在中、オリンピックを機会に日本を初めて訪れる外国人がどのようなところで戸惑うのか、改めて外国人の視点から考えてみた。

■小料理屋での不明瞭会計

 第一に挙げたいのは、高級割烹などで出される請求書だ。ちょっと気取った小料理屋などに行くと、金額だけ書かれた小さな紙切れが請求書代わりに差し出される。でも国際社会のスタンダードとしては、この習慣はとても受け入れられないものだ。

 逆の立場を想像していただきたい。

 ヨーロッパの某国に観光した際に、ちょっと贅沢なディナーを食べたら300ユーロと手書きで書かれた小さな紙切れが、請求書代わりに差し出された。

 前菜、メインディッシュ、ワインがそれぞれいくらでデザートとコーヒーがいくらだったのか、明細が全く書かれていない。端数がないのも、何だか怪しい。

 それでも黙って言われるがままに、納得をして支払いをするだろうか?

 旅慣れた、英語の日常会話くらいできる人ならば、「Can we have an itemized bill?」(明細書をもらえますか?)と聞くだろう。

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