空気中から水を作り出す技術

空気中から水を作り出す技術

ウォータージェン

今年のCESで「スマートホーム・マーク・オブ・エクセレンス」賞の2020年度の授賞式が行われたが、そこで「今年のエネルギー節約製品」の年間最優秀賞に選ばれたのがイスラエルの企業ウォータージェンによる家庭用スマートウォーターサーバー、GENNYである。選出を行うのはCESの母体であるコンシューマー・テクノロジー・アソシエーション(CTA)だ。

 ウォータージェンは元々大型の水の製造装置を災害被災地、発展途上国などで使う目的で製造していた。空気中に含まれる水分をフィルターを通して浄化し、独自の特許技術GENiusにより飲水へと精製する。大掛かりな水の浄化装置がなくても、水源のない場所でも水を提供できる。

 同社の北米社長、ダン・クリフォード氏は「我社の使命は生命維持に必要不可欠な水を、より環境に優しい形で外部のリソースに頼ることなく人々に提供し、人々の生命を守ることだ」と語っている。

 今回の製品、GENNYはこの技術をコンパクト化し、家庭用のウォーターサーバーとして提供したものだ。

 見た目はごく普通の家庭やオフィスに置かれているウォーターサーバーそのものだが、通常こうしたサーバーには大型の水のポリタンクが設置されるが、GENNYにはそれが存在しない。空中の水分を取り込むだけで、1日に最大30リットルの水を作り出すことができるという。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)