日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」――出雲と大和の貴重な宝物から古代日本の姿に迫る

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」――出雲と大和の貴重な宝物から古代日本の姿に迫る

重要文化財《埴輪 見返りの鹿》
島根県松江市平所遺跡出土
古墳時代・5〜6世紀 島根県教育委員会蔵

2020年は日本最古の正史である『日本書紀』が編纂された720年(養老4年)から1300年という節目の年。これを記念して、東京国立博物館で特別展「出雲と大和」が開催されている。

 『日本書紀』冒頭に記された国譲(くにゆず)り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは神々や祭祀の世界を司る「幽」、大和の地の天皇は目に見える現実世界・政治の世界を司る「顕」とされ、古代日本において出雲と大和は重要な役割を担っていた。本展ではそれぞれの土地に伝わる宝物や文化財・資料の数々を一堂に集めて展覧。古代日本の成立に迫っていく。

 国宝20件以上、重要文化財70件以上が揃うほか、出雲大社境内から出土した本殿遺構の柱材「心御柱(しんのみはしら)」と「宇豆柱(うづばしら)」が初めて同時公開される。長らく信憑性に疑問が持たれていた巨大本殿の存在を裏付ける貴重な資料だ。

*情報は2019年12月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

  
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◆「ひととき」2020年2月号より

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