トランプ疑惑は“ポチョムキン裁判”で決着か

トランプ疑惑は“ポチョムキン裁判”で決着か

(iStock.com/flySnow/Purestock)

米政治史上3人目となるトランプ大統領に対する弾劾裁判は21日、上院本会議での審理を開始したが、ウクライナをめぐる新たな疑惑と違法行為が報じられる一方、ホワイトハウスと与党共和党が結託した早期幕引きの動きが目立っている。

 米有力雑誌アトランティック最新号(電子版)は22日、与党共和党が取り仕切る今回のトランプ大統領弾劾裁判について、マコーネル上院院内総務が中心役となった、見せかけだけの「ミッチ・マコーネルの“ポチョムキン裁判” Mitch McConnell’s Potemkin Trial 」との見出しを掲げた痛烈な批判記事を掲載した。

 “ポチョムキン”のたとえはもともと帝政ロシア時代、悪名高い政治家・軍人だったポチョムキンがエカテリーナ二世皇帝を喜ばせるため、内実とは裏腹の外見だけは見栄えのする村を築き上げたエピソードに由来するもので、それ以来、西側世界でもインチキ性の高い事業や営みを意味する代名詞として広く使われてきた。

 同誌はこの記事で、以下のように論じた:

 「大統領のウクライナ疑惑については国民の大半が当初から公正な裁判を望んできた。CNNの最近の世論調査でも51%が『罷免』を支持している。それにもかかわらず、弾劾裁判を取り仕切るマコーネル共和党上院院内総務はもともと、裁判実施自体に反対を表明、

 その後世論の圧力に抗しきれず、開廷が確定した後は、トランプ氏が議会で一般教書を読み上げる2月4日までには何としても『無罪』評決にこぎつけるべく画策してきた。

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