弾劾裁判ではっきりした「トランプこそ腐っている!」

弾劾裁判ではっきりした「トランプこそ腐っている!」

(gguy44/gettyimages)

今回のテーマは、「弾劾裁判で暴かれるトランプの不正行為」です。トランプ弾劾裁判で検察官役を務める「弾劾管理人」の3日間にわたる冒頭陳述が24日、終了しました。筆者は弾劾裁判のライブ中継を未明に起きて朝まで見ました。そこで本稿では、特に注目に値する弾劾管理人の陳述に焦点を当てます。

■本当の動機

 弾劾管理人の1人シルビア・ガルシア下院議員(民主党・南部テキサス州第29選挙区選出)は冒頭陳述で、トランプ大統領がウクライナ政府に圧力をかけた動機は、ある世論調査にあったと主張しました。ガルシア議員は保守系の米FOXニュースの世論調査に注目します。

 同議員によれば、トランプ大統領は2017年及び18年はウクライナを支援していました。ところが、19年に入るとトランプ氏の同国に対する態度が急変します。一体何がそうさせたのでしょうか。

 米FOX ニュースの20年米大統領選挙に関する19年3月17日から12月12日までの世論調査の結果をみると、民主党指名争いを戦っているジョー・バイデン前副大統領とトランプ大統領の一騎打ちになった場合、同前副大統領が7ポイントから12ポイントもリードしています。トランプ大統領は自分の応援団であるはずのFOXニュースが、自分に否定的な世論調査結果を発表したことに驚きました。

 ガルシア下院議員は、一貫して高い支持率を維持しているバイデン前副大統領に対してトランプ氏が脅威を抱き、それが動機になって同前副大統領の不利な情報を探そうとしたと結論づけました。

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