中学受験、合否をめぐるお父さんのNG行動

中学受験、合否をめぐるお父さんのNG行動

(Manmarumaki / iStock / Getty Images Plus)

■「合格してえらい」は子どもを勘違いさせるNGワード

 もうすぐ首都圏の中学入試がピークを迎えます。東京・神奈川の学校では、2月1日〜3日を中心に入試が行われ、当日、または翌日には合否が出ます。小学校生活の半分を受験勉強に費やしたことを考えると、なんとか第一志望校に合格してほしいと親が願うのは自然なこと。しかし、親が合否にこだわりすぎると、子どものその後の中学生活に影響が出てしまいかねません。

 中学受験の最終目標は、志望校に合格することです。ですから、第一志望校に合格できれば、これほど嬉しいことはありません。特に偏差値の高い難関校に合格できれば、まわりにも顔が立ちますし、将来、難関大学へ進むチャンスを得ることができます。そこでついお父さんは「合格してえらい」と言ってしまいがちです。確かに難関校に合格できたことはすごいことではあるのですが、ほめるポイントが「合格」になると、「不合格の子はダメな子なんだ」という解釈を子どもがしてしまう恐れがあります。そして、「俺は頭がいいんだ」と天狗になり、上から目線になったり、努力を怠ったりするようになります。私はこれまでそういう子をたくさん見てきました。そして、残念なことにそういう子ほど中高で伸び悩んでしまいました。

 子どもの合格を喜ぶのであれば、「合格した結果」ではなく、これまでの「努力の過程」に目を向け、そこをほめてあげましょう。

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