プロ10年目の斎藤佑樹は今年も「鈍感力」で引退説一蹴

プロ10年目の斎藤佑樹は今年も「鈍感力」で引退説一蹴

(krispetkong/gettyimages)

気が付けば今季でプロ10年目を迎えることになっていた。日本ハム・斎藤佑樹投手のことだ。2010年10月のドラフトで4球団から1位指名され、くじ引きの末に交渉権を勝ち取った日本ハムへ入団。あれからもうそんな年数が経っていたのかと、あらためて多くの人が思っているはずだ。

 そりゃあ、そうだろう。プロ入りしてから、ここまで輝きを放ちかけた時期はあったが、それもせいぜい最初の1年余り。以降は記憶に残るような活躍を遂げられず、重要な戦力になっていない。皆が辟易しているから、斎藤に関してはもう時間の経過を気にすることがなくなっている。

 沖縄・名護で2月1日からスタートしたチームの一軍キャンプメンバーに入った。初日からブルペン入りし、各メディアで話題に取り上げられると「とにかく結果です」と言葉に力を込めた。

 しかし、これも今やキャンプの風物詩だ。本人には申し訳ないが、もう誰も信用していない。何年も同じようなセリフを口にしながらシーズンに入れば結局、期待を裏切る。まるでイソップ物語の「狼少年」を彷彿とさせる大言壮語を繰り返していれば、それは次第に失笑を買うことへとつながっていく。

 だが不思議なことに斎藤はこれだけのバッシングを浴び、バカにされて嘲笑されながらも柳に風だ。並の人間ならば、気が滅入って自らプロ野球人生にピリオドを打つ選択をしそうなものである。

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