高騰するテスラ株、誰が買ってるのか?

高騰するテスラ株、誰が買ってるのか?

(jetcityimage/gettyimges)

バッテリー稼働の電気自動車(BEV)は、内燃機関自動車との比較では部品が3分の1になると言われており、自動車専業メーカーでなくても比較的簡単に製造できると言われている。中国では電気自動車(EV)メーカーが500社近くに達したため、中国政府は実績のあるEVメーカの車だけを購入補助金の対象にする制度変更を昨年6月に実施し、EVメーカーの淘汰を始めた。中国政府の狙いはメーカー数を50社以下に絞ることにあると言われているが、補助金政策変更により中国のEV販売は昨年半ばより成長が止まった。

 しかし、EV製造を簡単に行うことができるのは中国メーカーだけかもしれない。EV事業に乗り出すため開発を進めていた英ダイソンは、昨年10月開発中止を発表しEV事業を諦めると発表した。価格競争力のある自動車製造は簡単ではないと発表している。EV事業者の数も、競争相手になる企業も減りEVの世界ではテスラが一人勝ち状態になってきたようだ。米国以外、欧州でも中国でも販売上位にテスラ・モデル3が顔を出している。

 今年1月下旬、マイクロソフト本社などがあり北のシリコンバレーと呼ばれる、シアトル近郊のベルビューに出張した際にモールを覗いたところテスラのショールームがあり、モデル3を見に訪れる人で賑わっていた。テスラの将来については、強気、弱気が相変わらず交錯しているが、株価は上昇を続け、昨年の最安値との比較では5倍以上、今年になってからの1カ月で2倍以上の上昇になっている。

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