上海ディズニーランドで感じた 中国の変わったところ、変わらないところ

上海ディズニーランドで感じた 中国の変わったところ、変わらないところ

行列マナーは悪くない【撮影/荒木尊史】

上海ディズニーランドで感じた 中国の変わったところ、変わらないところ

手製のゴミ箱【撮影/荒木尊史】

邱永漢氏に師事し、2005年より、チャイニーズドリームを夢見て北京で製パン業を営む荒木さんが、家族旅行で行った上海ディズニーランドで見た中国の今と、将来への期待をレポートします。

 5月末に端午の節句の連休があり、いい機会なので去年オープンした上海ディズニーランドへ家族旅行に行ってきた。

 上海ディズニーランドの予備知識はほぼゼロで、なんの先入観もプランもなく向かった。以前に香港ディズニーランドに行ったことがあったので、まあ似たようなものかと考えていたのだが、いろいろな意味で勉強になった。どのようにまとめるか迷ったが、今回は時系列に沿って書くことにする。

■偽チケットで大騒ぎ

 朝8時前に到着したが、結構な人出で荷物検査場はすでに長蛇の列ができていた。西部劇の保安官のような格好をしたキャストが誘導しているのだが、これが拡声器で「走るな!」とか「花壇に入るな!」とか怒鳴っており、小学2年の娘が「パパ、本物の保安官みたいだね!」と言ったのには家族で笑った。

 検査場(ここで多くの人がカップ麺や弁当を没収されていた)を通過するとチケット売場があるのだが、私たち家族も含め、多くは事前にネットで買っているので売場はさほど混雑してなかった。しかし、ネット購入のチケットを確認するため、入園ゲートはこれまた長蛇の列。

 事件が起こったのは、我々家族が入園ゲートを通過した直後だった。真後ろで怒声がしたので振り返ると、白シャツで坊主頭の大男が顔を真っ赤にして怒っている。

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