東芝の「虎の子」半導体事業会社が 海外ファンドに買収された場合の末路とは?

東芝の「虎の子」半導体事業会社が 海外ファンドに買収された場合の末路とは?

東芝の「虎の子」半導体事業会社が 海外ファンドに買収された場合の末路とは?の画像

東芝の「虎の子」半導体事業会社が 海外ファンドに買収された場合の末路とは?

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東芝(6502)の半導体事業が海外ファンドによって買収されようとしています。本連載では前回、日産自動車(7201)と三菱自動車(7211)がフランスのルノーに“食い尽くされる”懸念について取り上げたばかりですが、海外ファンドに買収されてしまうのは外国企業に飲み込まれるよりも「はるかにタチが悪い」のだとか。その理由を投資のプロも愛読しネタ元にしている刺激的な金融メルマガ『闇株新聞プレミアム』が解説します。

■買収に名乗りをあげているのはいずれも外国企業+海外ファンド連合

 報道によると、東芝が分社化した半導体事業会社の買収に手を上げているのは、ウェスタン・デジタル(米)、ブロードコム(米)、鴻海グループ(台)、SKハイニックス(韓)だけであり、いずれも外国の事業体です。

 これらの事業体は用意できる資金に限界があり、いずれも海外ファンドと共同で入札することになります。今のところ組み合わせが確定しているのはブロードコムとシルバーレイク(米)だけで、どの事業体と組むかはわかりませんがKKR(米)とベインキャピタル(米)が参戦の意向を示しています。

 では、パートナーとなる事業体はともかくとして、KKR、シルバーレイク、ベイン・キャピタル(実力順に並べるとこの順番です)の各ファンドは、東芝の半導体事業を買収してどうするつもりなのでしょう?

 こうした買収案件のスキームは基本的にどの海外ファンドも変わりませんので、「定石」として説明します。

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