生活必需品としてのバイクに求める4つの条件

生活必需品としてのバイクに求める4つの条件

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生活必需品としてのバイクに求める4つの条件

雨季には、このように道路が冠水するのは日常茶飯事だ。水深が私の腰を超えた経験も何度かある。ホーチミンシティの雨季は、大体5月から10月の半年間【撮影/中安昭人】

公共交通が整備されていないベトナムでは、バイクが人々の足。新しいバイクを買うのは、まさに一大イベントです。日本で15年間の編集者生活を送った後、ベトナムに渡って起業した中安さんによるベトナムレポートです。

 先日、バイクを買った。約12年ぶりの買い替えである。
 
 ホーチミンシティでの生活において、バイクは生活必需品だ。私は「歳をとってバイクに乗れなくなること」=「1人でトイレにいけなくなること」くらいに感じている。その重要度は日本における自家用車とは比べ物にならない。
 
 だからバイクの購入は、家族にとって一大事業である。今回、我々一家が、どういう基準でバイクを選び、どうやって購入したかを紹介したい。

■ベトナムではバイクがよく故障する

 バイクを選ぶ際に最優先の条件だったのが「よく売れているバイクであること」だ。「売れているバイク=良いバイク」というのは当然だが、ベトナムでは少し事情が異なる。ベトナムではバイクを修理する頻度が、日本に比べて相当に高いからだ。
 
 大雨が降ると、道路はしばしば冠水する。水がマフラーよりも高くなると、エンジンは止まってしまう。路上で釘を拾ってパンクすることも多い。こういうときに、売れているバイクであれば対応が楽だ。修理をする人も慣れているし、部品の交換が必要なときも手に入りやすい。

 我が家では妻もバイクを持っている。イタリア製のベスパだ。

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