エチオピアを観光するなら「公認ガイド制度」を活用して ぜんぶ任せておくと快適な旅行ができる! 【橘玲の世界投資見聞録】

空港から市内のホテルへは300ブル(約1200円)。それ以外に青色のタクシーもあり、これは個人営業で古い車両が多い。料金は交渉次第で、地元のひとであれば政府系タクシーより安いが、旅行者だとふっかけられることもあるようだ。

 エチオピアでも近年はタクシーアプリが普及し、現地在住の外国人はアプリでタクシーを呼ぶようだが、今回は使ってみる機会はなかった。

エチオピアは深い崖によって隔てられた80以上の民族集団が共存する多民族国家 エチオピアはアフリカ大陸を南北に縦断する大地溝帯(グレート・リフト・バレー)に位置し、紅海とアデン湾によってアフリカとアラビア半島に分かれる。約1000〜500万年前にマントル対流が大地溝帯周辺の地殻を押し上げ、アディスアベバのあるエチオピア中部から北部にかけては標高2000メートルを超える高地になった。ローマ(1960年)と東京(1964年)のオリンピックのマラソン競技で2大会連続優勝を果たしたアベベ・ビキラが有名だが、エチオピアが優れた長距離ランナーを輩出するのは心肺機能が高地に適応したためだ。

 エチオピア高原は降水量が多く、平均気温も16度と冷涼で、ナイル川(青ナイル)の水源となるタナ湖など豊富な水資源を擁している。それにもかかわらず歴史上、たびたび旱魃の被害を受けてきたことから、「誰がエチオピアの水を奪っているのか?」が問われることもある。

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