JAL日本航空(9201)の株価は業績と比べて 変動が小さく配当や優待も魅力的で高評価。 株主資本還元の考え方を採用する先駆企業!

その分、固定費は今後徐々に上がっていくはずです。

 再上場後から利益率が年々下がっているのは収益力が落ちたからではなく、再上場直後には払うべき本来の償却費などのコストを払っていなかったからなのです。営業利益率はおそらく10%程度が定常的なJALの実力値と推定されます。20年30年で保有飛行機のポートフォリオが入れ替わればJALの減価償却費はおのずと上昇するからです。利益率の改善が期待できないため、JALの株価指標は今後も大きくは改善しないでしょう。

3)ビジネスモデルの安定

 株価のボラティリティが低い要因の三つ目は、ビジネスモデルの安定です。サーチャージのような燃料代の変動を運賃に転嫁できるようになったことが大きいです。また、IT技術の発達で、チケットの安値での叩き売り、投げ売りが減ったことも大きな要因の一つです。今後も、AIの活用を加速し、少ない燃料でより速く、より快適なサービスが提供できるでしょう。

4)優待と利回りの高さ

 株価ボラティリティを下げる四つ目の要因は、優待と高い配当利回りがあげられます。投資家にとって、年率3%を超える配当利回りは魅力です。それに加えて国内路線が半額になる優待券も1万円以上の価値がありますから、合わせて6%を超える優待込みの利回りになります。

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