JAL日本航空(9201)の株価は業績と比べて 変動が小さく配当や優待も魅力的で高評価。 株主資本還元の考え方を採用する先駆企業!



 一方、空港はみんなのものです。多数の航空会社に空港が解放されているため、どうしても差別化ができずに価格競争に巻き込まれがちです。そのため、毎年のように世界のどこかでどこかの航空会社が破綻することを繰り返しています。

 ただ、地方都市間では、競争はそれほどではありません。LCCの路線も地方路線までは出ていません。JALとANAの寡占で、地方都市路線は空港券も高値が維持されています。二社寡占ですから、今後も過度な競争による価格低下のリスクがないのです。

 このような差別化の難しい業界で生き残るためには、顧客に選ばれる会社でなければなりません。これからもJALには「おもてなし」の精神が重要になるでしょう。何度も利用したいなと顧客が思う、そんなサービスを愚直に提供していくのでしょう。JALとANAはホスピタリティあふれる日本の航空会社です。世界の競合に揉まれつつも、頑張ってもらいたいところです。

理論株価は4400円で「強気」判断! 長期投資向き バリューエション(株価に対する企業価値評価)は、ほぼ適正でやや安いと思いますが、JALの収益力が固定費の増加とともに徐々に落ちていくリスクをどの程度織り込むかによります。一方で、世界のGDPの伸びとともに、アジア圏での旅行者数はまだまだ伸びていくでしょう。その綱引きになるのではないかと考えています。

関連記事(外部サイト)