出光興産(5019)の株価は一見割安に見える PER、PBRでは測れず適正価格。 期待は低収益を覆す新商品の開発か

出光興産(5019)の株価は一見割安に見える PER、PBRでは測れず適正価格。 期待は低収益を覆す新商品の開発か

出光興産(5019)の株価は一見割安に見える PER、PBRでは測れず適正価格。 期待は低収益を覆す新商品の開発かの画像

PER6倍、PBR0.7倍など一見割安に見えるが、分析すると割安感はなし★★★☆☆ (5段階中3 5が最高評価)

 創業家の同意を得られなかった出光と昭和シェルの統合。色々ありました。今回は、ようやく走り出した出光昭和シェルこと出光興産株式会社を取り上げます。

 出光昭和シェル(5019)の普通株式は、なんと配当利回り予想5%を超えているのです! PERは非常に低い6倍! PBRは0.7倍!で評価されています。

 これってどう考えても割安ですね...、そう判断する方々が多数いらっしゃると思われます...。

 意外ですが、理論株価を計算すると特に割安ではありません。適正株価なのです。

 過去の益利回りの平均は3%です。赤字の純損失と黒字の純利益とを通算して考えた時の過去平均PERはつまり33倍。

 過去の赤字を考慮すれば現在の予想PER6倍は額面通り受け取れません。同社の場合、期間利益のコアである仕入れとガソリンスタンドへの売価との差額、いわゆる粗利が薄いものですから、備蓄在庫の評価益や評価損の方が大きいのです。大きな在庫評価損益が出る理由は、市場の原油価格や為替の変動があるからです。利益が出ても評価できない、損が出てもキャッシュアウトとは無関係ということで、その変動を除外して評価すべきという意見があるぐらいです。

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