事故対応を誤らせた「企業社会」〜NHKスペシャル メルトダウンFile.6 「原子炉冷却 12日間の深層〜見過ごされた“危機”〜」

ギャラクシー賞月間賞:NHKスペシャル メルトダウンFile.6
「原子炉冷却 12日間の深層〜見過ごされた“危機”〜」

3月12日放送
21:00〜21:49
日本放送協会

 東京電力福島第一原発事故では、1〜4号機で同時多発的に深刻なトラブルが起きた。そのなかでも1号機では原子炉冷却のための注水でミスが重なり、発生から12日間も危機的状況が見過ごされてしまった。その理由を多角的に分析し、気づくチャンスを見逃した組織の構造的問題に迫った。

 事故が起きた当時、とにかくメルトダウンだけは避けてほしいと祈りながら、原子炉建屋への注水作業などテレビの映像にくぎ付けとなっていた。そのとき画面の向こう側で何が起きていたかを知らされ、怒り半ば、やるせなさ半ばである。まずは、緊急時に使う冷却装置の動作試験を事前に行っていなかったため、装置が正しく動いているか判断できず、結局、途中で作動を停止。その間にメルトダウンが進行したという。

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