歴史的事件の知られざる事実〜ETV特集 「境界の家 沖縄から福島へ・ある原発技術者の半生」

ギャラクシー賞月間賞:ETV特集
「境界の家 沖縄から福島へ・ある原発技術者の半生」

3月4日放送
23:00〜24:30
日本放送協会

4月8日放送
23:00〜24:00
日本放送協会

 その家が建つのは福島県富岡町、窓から海と福島第二原発を望む岬の上。福島第一原発からは南へ7キロに位置し、家のすぐ裏手は帰還困難区域との境界線だ。2011年3月、家の主・名嘉幸照さんは終の棲家になるはずだった新築したばかりのこの家で、東日本大震災に遭遇した。

 タイトルにあるように沖縄出身の名嘉さんは、1948年、小学生のときに伊江島での米軍弾薬輸送船爆発事故に偶然、遭遇している。60年、反基地運動での抗議行動をきっかけに本土へ脱出。一等機関士の資格をとって外国航路で働くようになる。そこで原子力潜水艦に乗っていたという同僚に誘われ、アメリカで原子力の仕事に就き、73年に福島第一原発の建設を受注した米GE社の主任保証技師として福島に赴任。1・2号機の点検管理を担当し、退社後は東京電力の協力会社を設立。地元の下請け企業の親方として働いてきた。

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