イージス問題の本質を突くレポート〜報道特集「独自取材!最強のイージス」

ギャラクシー賞月間賞:報道特集
「独自取材!最強のイージス」

2月23日放送
17:30〜18:50
TBSテレビ

 番組冒頭に登場したのは長崎県沖を航行するアメリカの空母「カールビンソン」。唐突に見える映像だが、実はここに番組の焦点があった。取材班は海上自衛隊のイージス艦「きりしま」に独自カメラを持ち込み、最も入室が困難なCIC戦闘指揮所で行われている弾道ミサイル迎撃訓練の緊張した様子などを紹介する。

 イージス艦のメンテナンスは1年のうち3カ月間。神奈川・磯子のドックに入った「丸腰のイージス艦」は初公開の映像だろうか。艦の側面の清掃の様子が映し出されるが、スクリューなどはイージス艦の能力が一瞬にしてわかってしまうため撮影禁止だ。その隣で来年就航予定のイージス艦「まや」の建造が行われているが、独特の形状の「スパイレーダー」などは隠されたまま。機密の塊と表現する機密艦だとわかる。

 こうしたイージス・システムはアメリカ海軍が独自に開発したものだが、世界のなかで日本だけがイージス艦の建造を認められている。イージス艦の高度なコンピューター・システムのスペックはアメリカと同じレベルで、アメリカの空母防衛のために使用を許可したという。元海上幕僚長は「イージス艦の使命はアメリカの艦隊を守ること」と語る。つまり日本の防衛はそれだけアメリカと一体だということになる。

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